
ベルギー旅行で絶対に買うべきお土産を、チョコレート、お菓子、ビール、雑貨のジャンル別に厳選してご紹介します。
定番のゴディバやピエール・マルコリーニといった高級チョコから、スーパーで安く手に入るばらまき用のお菓子、さらには日本未上陸のレアな逸品まで、失敗しないお土産の選び方を徹底解説。
この記事を読めば、ベルギーで何を買うべきか、どこで買うのが一番お得か、すべてが分かります!
目次
🎁 まずはコレ!目的別ベルギーお土産早見表
時間がない方のために、目的別におすすめのお土産をまとめました。
| 目的・相手 | おすすめのお土産 |
| 大切な人への贈り物 | ピエール・マルコリーニ、ノイハウスのチョコレート |
| 会社や友人へのばらまき | レオニダス、ガレーのチョコ、ロータスのスペキュロス |
| 自分へのご褒美 | ヴィタメールのチョコ、キュベルドン、専用グラス付きビール |
| 甘いものが苦手な方へ | ベルギービール、サヴォンリー・ブリュッセルワーズの石鹸 |
| ユニークなものが好きな方へ | ザ・チョコレートライン、タンタングッズ、アントワープの手 |
🍫【チョコレート編】ベルギーお土産の王様!ブランド徹底比較
ベルギー土産と言えば、なんといってもチョコレート。ここでは、数あるブランドの中から特におすすめのものを「高級・定番」「ばらまき・スーパー」「日本未上陸」の3つのカテゴリに分けてご紹介します。
【高級・定番】贈り物に最適!王室御用達ブランド5選
「王室御用達」の称号は、ベルギー王室が認めた最高品質の証。大切な人への贈り物や、特別な記念に最適です。
- ピエール・マルコリーニ (Pierre Marcolini) カカオ豆の選定から一貫して手掛ける「ビーン・トゥ・バー」の先駆者。芸術的なチョコレートは、まさに食べる宝石です。驚くべきは日本との価格差で、半額から3分の1程度の値段で買えることも! ブリュッセル本店は必見です。
- ノイハウス (Neuhaus) 1857年創業、世界で初めて「プラリネ」を発明した老舗中の老舗。チョコレートの歴史そのものを味わえる「ヒストリーコレクション」は、物語性のある贈り物として喜ばれること間違いなし。
- ゴディバ (Godiva) 日本でも絶大な知名度を誇る高級チョコレートの代名詞。ブリュッセルのグランプラス本店限定の「チョコがけいちご」は、訪れたら必ず食べたい逸品。日本より手頃な価格で手に入るのも嬉しいポイントです。
- ヴィタメール (Wittamer) チョコレートだけでなくケーキも絶品の名門。ブリュッセルの高級地区サブロン広場の本店にはカフェが併設されており、優雅なティータイムを楽しむのもおすすめ。自分へのご褒美にぴったりです。
- メリー (Mary) 1919年に女性ショコラティエが創業した、アールデコ調の美しいパッケージが魅力のブランド。その繊細な味わいと優美な見た目は、特に女性への贈り物として人気があります。
【ばらまき・安い】スーパーで買える!地元で人気の高コスパチョコ3選
地元の人々に愛されるブランドは、安くて美味しいのが魅力。職場や友人に配る「ばらまき土産」に最適です。
- レオニダス (Leonidas) ベルギーの街中いたるところで見かける「庶民の味方」。高品質なチョコレートを1粒から量り売りで気軽に買えるのが最大の特徴です。クリーミーな「マノン・ホワイト」は絶対に試してほしい定番商品。
- ガレー (Galler) カラフルな個包装のバーチョコレートが有名。スーパー「デレーズ」などで手軽に購入でき、フレーバーの種類も豊富なので、選ぶのも楽しいばらまき土産の決定版です。
- コートドール (Côte d'Or) ベルギーのどのスーパーにも必ず置いてある国民的チョコレート。観光客向けではない、ベルギー人が普段食べている本物の味を体験したいなら、これ以上の選択肢はありません。
【日本未上陸】チョコ好きに贈りたい通なショコラトリー4選
まだ日本に上陸していない、個性的で革新的なショコラトリーを訪れるのも旅の醍醐味です。
- ローラン・ジェルボー (Laurent Gerbaud) 柚子や生姜など、アジアのフルーツやスパイスを組み合わせたモダンなスタイルが特徴。他では味わえないユニークな体験を求める方におすすめ。
- パッション・ショコラ (Passion Chocolat) 甘すぎず上品な味わいで、地元の人々や在住日本人に愛される隠れた名店。蝶やカメといった遊び心のある形も魅力です。
- ザ・チョコレートライン (The Chocolate Line) ベーコンやワサビといった奇抜なフレーバーで知られる、アントワープとブルージュに店を構える前衛的なショコラトリー。冒険心あふれる食通を魅了します。
- ブノワ・ニアン (Benoit Nihant) カカオ豆の栽培から手掛ける真の「ビーン・トゥ・バー」職人。純粋なカカオの味を追求するなら、訪れる価値があります。
💡チョコ購入のワンポイントアドバイス 職人が作る手作り生チョコレートの多くは、賞味期限が2週間程度と非常に短いです。お土産にするなら、帰国直前に購入するのがベストタイミングですよ!
🍪【お菓子編】ワッフルだけじゃない!伝統のベルギー焼き菓子お土産
ベルギーにはチョコレート以外にも魅力的なお菓子がたくさんあります。
ワッフル:2つの違いを知ればもっと楽しい!
ベルギーワッフルには、実は2種類あることをご存知でしたか?
- ブリュッセルワッフル: 長方形でサクサク軽い食感。クリームやフルーツを乗せてフォークで食べるのが定番。
- リエージュワッフル: 丸みがありモチモチ食感。生地自体が甘く、パールシュガーのカリカリ感が特徴。食べ歩きに最適。
お土産にはスーパーなどで売っている真空パックのものが便利ですが、賞味期限は1週間程度と短めなので注意しましょう。
スペキュロス:スパイス香る国民的クッキー
シナモンやナツメグが香る、ベルギーの伝統的なスパイスクッキー。コーヒーとの相性も抜群です。
- メゾン・ダンドワ (Maison Dandoy): 1829年創業の老舗。ここのスペキュロスは、風格さえ感じる別格の美味しさです。
- ロータス・ビスコフ (Lotus Biscoff): 日本でもお馴染みですが、本場ベルギーでは種類も豊富で値段も格安。ペースト状のスペキュロススプレッドも人気です。
幻のお菓子「キュベルドン」
ゲント発祥の「ゲントの鼻」と呼ばれる円錐形の砂糖菓子。外はカリッ、中はトロリとしたラズベリーシロップが溢れ出します。賞味期限が約3週間と短いため輸出されず、現地でしか味わえない貴重なお菓子です。
🍺【ビール編】専用グラスと楽しむベルギービールお土産
1,500種類以上あると言われるベルギービール。その奥深い世界をお土産に持ち帰りましょう。
代表的なビアスタイル
多様なスタイルを知ると、ビール選びがさらに楽しくなります。
| ビアスタイル | 特徴 | 代表的な銘柄 |
| トラピスト | 修道院内で醸造。濃厚で複雑、高アルコール。 | シメイ、オルヴァル、ロシュフォール |
| アビイ | 修道院のレシピを基に商業醸造。 | レフ、セント・ベルナルデュス |
| ランビック | 自然酵母による自然発酵。強い酸味が特徴。 | カンティヨン、ブーン |
| ホワイト | 小麦を使用し、白濁して爽やか。 | ヒューガルデン・ホワイト |
| ゴールデンエール | 淡い金色で高アルコール。フルーティー。 | デュベル、デリリウム・トレメンス |
最高の土産!専用グラス
ベルギービール文化の最大の特徴は、ほぼ全ての銘柄に専用グラスが存在すること。ビールの香りや味わいを最大限に引き出すために設計されており、デザイン性も高いので、ビールとセットで贈れば最高のプレゼントになります。
🎨【雑貨・ベルギーファッション編】おしゃれで可愛いお土産
美食以外にも、ベルギーには魅力的な雑貨やファッションアイテムがたくさんあります。
伝統工芸品
- ベルギーレース: 「糸の宝石」と称される繊細なレース。ブルージュが有名です。しおりやコースターなど、手頃な小物はお土産にぴったり。本物の手編みを求めるなら、品質証明書のあるお店を選びましょう。
アート&デザイン
- マグリット美術館のグッズ: シュルレアリスムの巨匠ルネ・マグリットの作品をモチーフにした、おしゃれなポストカードや雑貨が人気です。
- サヴォンリー・ブリュッセルワーズの石鹸: 1926年創業の老舗石鹸メーカー。美しいパッケージと豊かな香りは、実用的でセンスの良い贈り物になります。
人気キャラクターグッズ
- タンタン (Tintin): ベルギーが誇る世界的キャラクター。公式ショップには、文房具からフィギュアまであらゆるグッズが揃っています。
- スマーフ (The Smurfs): 小さな青い妖精スマーフもベルギー生まれ。愛らしいグッズは子供から大人まで人気です。
🛒【ショッピングガイド】ベルギーのお土産はどこで買うのが正解?
目的や買うものによって、訪れるべき場所は異なります。賢く買い物をして、お得にお土産をゲットしましょう。
スーパーマーケットを使いこなそう!
デレーズ (Delhaize) や カルフール (Carrefour) といった現地のスーパーは、お土産の宝庫です。
- メリット: ロータスのスペキュロス、コートドールのチョコレート、ガレーのバーチョコ、ビールなどが市内の専門店や空港より安く手に入る。種類も豊富。
- おすすめ商品: 上記の他、チーズ、マスタード、マヨネーズなども安くて美味しいものが揃っています。
主要都市別ショッピングエリア
- ブリュッセル: 高級ショコラトリーが集まる「ギャルリー・サンチュベール」、アンティーク探しが楽しい「マロー地区」。
- ブルージュ: レースやチョコレート店が並ぶ美しい旧市街全体が見どころ。
- アントワープ: ファッションの中心地「メール通り」や、アントワープ名物「アントワープの手」が買えるお店。
最後の砦!ブリュッセル空港
帰国前の最後の買い物に便利。主要なチョコレートブランドは揃っており、免税の恩恵も受けられます。ただし、ビールなどの重いものを買うには最適ですが、品揃えや価格は市内のスーパーに軍配が上がることが多いです。
✈️【持ち帰りガイド】税関と梱包の注意点
せっかくのお土産を無事に日本へ持ち帰るための最終チェックです。
梱包のコツ
- チョコレート: 溶けたり潰れたりしないよう、必ず手荷物で。
- ビール瓶・グラス: 衣類でしっかり包み、スーツケースの中央に入れましょう。
日本の税関ルール(重要!)
- 肉製品 (パテ、ソーセージ等): 持ち込みは固く禁止されています。罰則の対象となるため絶対にやめましょう。
- チーズ: 10kg以下であれば個人消費目的として持ち込み可能です。
- アルコール: 免税範囲は1人3本まで (1本760ml換算)。超えた分は課税されますが、ビールの税率は比較的安いので、たくさん持ち帰るのもアリです。
- その他: 合計20万円までが免税範囲です。
まとめ
ベルギーには、あなたの旅の思い出を形にしてくれる素晴らしいお土産がたくさんあります。一口のチョコレート、一枚のレース、一本のビール、そのすべてにベルギーの歴史と文化が詰まっています。
このガイドを参考に、ぜひあなただけのお気に入りを見つけて、素敵な旅の記憶をご自宅へ持ち帰ってくださいね!





